『スモールステップ効果』について

みなさま、お疲れ様です。

カウンセラー鑑定士の諒です。

 

9月も終盤となり、秋らしい気候になってきた今日このごろですが、いかがお過ごしでしょうか。

 

 

さて、今日も日常で役立ちそうな心理効果・行動の仕方をご紹介していきます。

 

『スモールステップ効果』について

 

人事異動に伴い、あなたは部署のリーダーを任されることになりました。

ところが、部下たちはどこか覇気(はき)がなく、仕事の業績もパッとしない顔ぶれです。

彼らを成長させることが部署の成績アップ、ひいては自分の社内での評判アップにつながると考えたあなた。

部下たちにどのように仕事をさせるとよいのでしょうか。

 

①「半分の目標でも達成できればOK」と高い目標を設定する

②部下たちが達成できそうなくらいの目標を設定する

 

『スモールステップ効果』から考えると②です。

 

部下のやる気を引き出し、パフォーマンスを向上させるためには目標は高すぎても、低すぎてもよくないです。彼らがモチベーションを保ちつつチャレンジ精神がわいてくる程度の目標に設定するほうが効果を発揮します。

また、本人が「自分で挑戦したいこと」を目標に盛り込ませるのもいいでしょう。

その際は、部下がワンステップ成長できるくらいの難易度に設定してあげることで、やる気が削がれることなく、目標達成へ向けてより一層仕事に励むようになるはずです。

ちなみに、普段からポジティブな評価を受けている人は、「意外と能力があるのかも」と自分自身に期待し、その通りに変化することがあります。この現象を「自己成就予言」といいます。

 

 

さて、いかがでしたでしょうか。

 

それでは、ぴかれすくでお待ちしています。