『アンチクライマックス法』について=諒

みなさま、お疲れ様です。

 

カウンセラー鑑定士の諒です。

 

もう10月も終わりに近づき、冬の気候を感じ始めている今日このごろですが、いかがお過ごしでしょうか。

 

 

さて、今日も日常で役立ちそうな心理効果・行動の仕方をご紹介していきます。

 

『アンチクライマックス法』について

 

あなたは会議で自分の企画を提案することになっています。ただ、会議の参加メンバーには保守的なメンツが揃っていて、地位のない人物の提案には関心を示しそうにありません。自信のある企画だけに、頭の固い彼らにどうにかして耳を傾けさせたいと考えたあなたは、どのように話を進めるべきでしょうか?

 

①まず説明をして、最後に結論を言う

②まず結論から切り出して、後に説明をする

 

『アンチクライマックス法』から考えると②です。

 

自分の意見を人に認めさせるのがうまい人は、説得の際など、場の空気を瞬時に読み取り、さまざまな要素を見極めて、その場に合った方法をとるものです。

設問の場合、相手が最初から話に興味を持っていないとわかるので、まず結論を先に述べます。その結論に意外性があったり、しっかりした内容であれば関心は得られるはずです。

そこから、具体的な説明をはじめればいいのです。

反対に、聞く気まんまんの相手には、最初から筋道立てて説明して、最後に結論を持っていくといいでしょう。

たとえば、「100万円を30分で手に入れる方法」という話があったとします。

聴衆が自分に関心がなさそうな雰囲気の場合、話の冒頭で聴衆の注目を浴びたいのなら「皆様、100万円を30分で手に入れる方法を知りたいですか?」といきなり発言します。それから、その方法について、説明を順にしていくのがアンチクライマックス法です。

逆に聴衆が自分に関心があり話の冒頭から注目されている場合、世間話などから入って、最後の方で100万円を30分で手に入る方法を語ればいいのがクライマックス法です。

 

「アンチクライマックス法とクライマックス法」

話の組み立て方をいい、対象について最初に説明をしてから結論を話すのはクライマックス法、最初に結論を言ってから説明に移るやり方はアンチクライマックス法と呼ばれます。

 

 

 

さて、いかがでしたでしょうか。

 

それでは、ぴかれすくでお待ちしております。