バグダットの商人

皆さまこんにちは😃

心斎橋占いの城ぴかれすく「のばら」です。

 

今回は、私のクライアントさんを見ていて ふと、ある逸話を思い出したので記事にしてみます。

 

みなさんは、「バクダッドの商人」と言うお話をご存知ですか?

 

こんなお話です。🤗

 

 

バグダッドの商人が召使を市場に買い物に行かせたところ、

ガタガタ震えながら戻ってきた。

 

召使曰く

「市場で死神に声をかけられてしまいました。

死神は私を脅すしぐさをしたのです。

ご主人様、どうか馬をお貸しください。

馬でサマラまで逃げれば死神から逃れられるでしょう」

 

商人が馬を貸すと、

召使はそれにまたがり一目散に逃げて行った。

 

その後商人が市場に行くと、

市場の人ごみの中に死神を見つけたので

 

「朝私の召使に会ったときに、何で脅すようなしぐさをしたんだ?」と聞いた。

 

「脅かしたりなどしていない」と死神は言った。

 

「なにしろあいつとは

今晩サマラで会うはずだったのに

バグダッドで出くわしたから、こっちがびっくりしたんだ」

 

この逸話はここで終わっています。

 

さて、みなさんは このお話を読んで何を感じましたか?

 

この物語は、死神と言う

 「偶像」を用いて 何を伝えたいのでしょうか?

 

宿命は 変わらない事なのでしょうか?

 

私は こう感じました。

 

死神と言う「偶像」は

人が生きうるうちに与えられる

「試練」ではないかと…。

 

 

そこから、幾ら逃げても

  解決しない限り

 

死神は何時でも側にいるのではないかと…。

 

タロットの世界では、

「死神」のカードは

「破壊」と「再生」です。

 

 

 

避難・疎開するというのも一つの選択肢だと思いますが…

 

大事なのはそれでひと段落

と思わないことなのかもしれませんね…。

 

占いの城ぴかれすく

「占い師のばら」

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