『公的自己意識』について=諒

みなさま、お疲れ様です。

カウンセラー鑑定士の諒です。

 

とうとう3月も終わる時期となってきて、桜もちらほらと咲く気候になってきましたが、みなさまは、どのようにお過ごしでしょうか。

 

さて、今日も日常場面で役立ちそうな心理効果・行動の仕方をご紹介していきます。

     

『公的自己意識』について

 

最近、同居しているパートナーの体型の変化が著しくなってきました。

あきらかに太ってきているのに、本人はあまり気にかけていないようです。

以前のスリムな体型に戻ってほしいと思うあなたとしては、どういう行動をとるべきだと思いますか?

 

①さりげなくダイエット本を手渡す

②スリムで若々しい同年代の人に引き合わせる

   

『公的自己意識』から考えると②です。

 

結婚式で会った際にはスリムだった新郎、または新婦と数年経ってから再会すると、別人のように太っていたというのはよく聞く話です。

この場合、太ってしまったパートナーは「自分がどう見られているか」という意識が低い状態といえます。そんな時は、当人と同世代で、スタイルがよく若々しい人物と引き合わせるのが効果的な場合があります。すると、自分とその人を比較しはじめ、「このままではマズイのでは」と自分の魅力が落ちていることを自覚することで公的自己意識が高まり、みずからダイエットに励み出すきっかけになるということです。

そして、ダイエット本をもし渡すなら、みずからダイエットに励み出すときに渡すほうがいいです。

公的自己意識とは自分が「周囲の人からどのように見られているか」という外側から見た自分を意識することです。他人からみられているはずの自分の容姿や行動、しぐさなどに気を使うような心理をいいます。営業職など職業によっては、特に必要になる意識と言えますね。  

ただ、今回の場合、スタイルがよく若々しい人物と引き合わせることがダイエットのきっかけにならない場合もよくあるので、その場合は、ほかの方法を考える必要はあります。

たとえば、健康診断の結果をよく気にする人なら、このままでは健康診断の数値が異常値になり、太ってきていることが将来的に高血圧、糖尿病などの病気につながることを伝えるなどです。また、以前は()せていたというのなら、()せていたことで嬉しかったことを思い出させるなどもあります。

ダイエットしてほしいと思う太ってきている人が、日頃、一体どういうことを気にしているのか、気にしていたのかを改めて調べてみる必要がありそうです。

     

さて、いかがでしたでしょうか。

 

それでは、ぴかれすくでお待ちしております。