『頼みごと、交渉に役立つ説得法』について

みなさま、お疲れ様です。   

カウンセラー鑑定士の諒です。     

 

コロナ蔓延の大変な最中で、夏の暑さの兆しを感じさせる気候になってきた6月の中旬ですが、いかがお過ごしでしょうか。

 

さて、今日は運命を切り開くキッカケとなる行動の1つである『頼みごと、交渉に役立つ説得法』について色々とご紹介します。

 

 

『フット・イン・ザ・ドア』

小さな要求から大きな要求へ発展させる方法を言います。

人は、最初に小さな要求に応じてしまうと、そのあとの要求についても断りづらくなります。逆に最初に大きな要求を提示し、相手に断られたら、それよりも小さな要求を提示する方法を『ドア・イン・ザ・フェイス』と言います。

『フット・イン・ザ・ドア』の事例

A「これを10部コピーしてもらえる?」

B「いいですよ」

A「じゃあ、ついでに、別のこの資料も20部お願い! それぞれ表紙もつけてね」

B「…いいですよ」

 

『ドア・イン・ザ・フェイス』の事例

A「会議の書類を3日以内にそろえてほしい」

B「それは難しいですね」

A「それじゃあ、1週間あればどう?」

B「それなら、大丈夫です」

 

 

『ロー・ボール・テクニック』

まず好条件を出してOKをもらってから、不利な条件をつけ加えるのが「ロー・ボール・テクニック」です。不利な条件があることがあとでわかっても、一度OKした手前、たいていは断りづらくなるものです。ただし、あとで付け加えられる不利な条件があまりにもデメリットが大きい場合や頻繁に、この方法を使うと、断られたり、信頼されなくなったりするので要注意です。

 

A「このパソコン、格安で買ってくれない?」

B「いいよ」

A「よかった! 専用のバッテリーが必要で高いんだけど、大丈夫?」

B「……大丈夫…」

 

 

 

さて、いかがでしたでしょうか。

 

それでは、皆様ごきげんよう!