『言い間違い・聞き間違いをすること』について

みなさま、お疲れ様です。

カウンセラー鑑定士の諒です。

もう2月も早々と終わりの時期を迎えているようですが、いかがお過ごしでしょうか。

 

 

さて、今日は『言い間違い・聞き間違いをすること』についてご紹介していきます。

 

日頃の生活の中で、つい聞き間違い、言い間違いをすることがあると思います。

たいていはうっかりミスで終わることが多いとは思います。

ただ、注意すべき聞き間違いや言い間違いも中にはあります。

 

言い間違いは、その人の潜在意識があらわれる「錯誤(さくご)行為」である。

潜在意識とは無意識のことで顕在意識(意識)の対義語にあたります。意識化されず自覚されないまま潜んでいる意識のことでその人の行動や考え方にも影響を与えます。

人の精神領域の割合は10%が意識、90%が無意識で占(し)められているとしました。それだけ無意識は意識上に影響を自然と及ぼしているとのことです。

そして、そう定義したのは精神科医フロイトです。

オーストリアの精神科医フロイトは、20世紀の心理学の歴史において、最も重要な人物のひとりです。彼はヒステリー患者の治療をする中で「無意識」の存在に気づき、その研究を進め、精神分析学を打ち立てました。

言い間違い以外にも、聞き間違いや見間違い、読み間違いなど、広く間違い全般を含みます。

 

たとえば、司会者が開会を宣言すべきところで、「これより閉会します」と言ってしまったとします。これは、会議を早く終わりたいという気持ちのあらわれだと説明されます。

先日のニュースにもあった最近よく発言内容などで非難を受ける、ある大臣の野党との審議開始時間に対する遅刻も審議に出たくないという気持ちのあらわれのように私は思います。

さらに、待ち合わせ時間を忘れていたり、デートの場所を間違えたりすることも、実は会いたくないという気持ちがあったと説明されています。

実際は、これらの間違いすべてが本音をあらわしているわけではもちろんありませんが、まったく本人の無自覚のときに起こるのが、怖いところです。

さらにそんな間違いが頻繁に発生していたりする場合、そんな相手の無意識に着目し、問題視する必要があります。

遅刻をした人に対して、ほとんどの方が「遅刻したらダメよ」と相手を非難するだけで終わることが多いとは思いますが、「遅刻したようだけど、どうしたの?」と理由を聞いてあげたり、「忙しいところ誘ってごめんね」と謝ったりするなどの必要性も場合によっては出てくると思います。非難ばかりだと、いずれはその人との関係性は壊れてしまいかねません。

 

 

 

さて、いかがでしたでしょうか。

 

それでは、ぴかれすくでお待ちしております。