『ダメ男にはまりやすい人』について

みなさま、お疲れ様です。   

カウンセラー鑑定士の諒です。     

 

3月ももう、終わりの時期となり、気候も春らしくなってきた今日このごろですが、いかがお過ごしでしょうか。

 

 

さて、今日は『ダメ男にハマりやすい人』についてご紹介していきます。

 

一般的に言われるダメ男とは、定職につかず、まったく働くことなく母親のように女性に頼ったり、ギャンブルを続けるために借金を繰り返したりといった恋愛や結婚相手とするには“ダメ”な男達のことを指しています。その他のダメ男の性格の事例として過度のナルシストやマザコン、極度の浮気性があります。そして、他の行為の事例としては、すぐに感情的になって暴力を振るったあと謝罪をするが、また、すぐに暴力を振るうを繰り返す行為もあります。ちなみに、そんなダメ男と付き合う女性は、その人と別れても、なぜかまた同じようなダメ男を選んでしまうことが多いです。

ダメ男にハマりやすい女性は、自己評価が低いのが特徴です。「私みたいな人間には、彼くらいがちょうどいい」というわけです。

 

逆に、一人でなんでもこなしそうな、強気でかなりしっかりした大人の女性もまた、ダメ男を好きになりやすい傾向にあります。原因としてよく言われているのが、女性のほうが、ダメ男に対して「この人は私がいなければ絶対生きていけないんだ」と、相手の存在を自分の心の拠(よ)り所に感じてしまうからだというものです。ただ、ダメ男に対して心の拠り所的な思考になってしまうのは、女性の強気になって一人でなんでもこなそうとしてしまう姿勢に隠された自信の無さ、つまり生育歴の影響により他人に対しての適度な頼り方がわからないという自信の無さがあるからとも言えそうです。

そんな他人に対して適度に頼ることができない強気で優秀な女性は、ふだん弱音を吐けないことが多いです。そして、弱さを堂々とさらけ出し、ありのままで生きているように見えるダメ男を、ある意味、憧れの存在として強気で優秀な女性は見ていると思われます。

 

心理学的に言うと、ダメ男とダメ男を選ぶ女性というのは、お互いに「相手がいないと絶対にダメ」と、依存し合っている状態になっています。この状態を「共依存(きょういぞん)」と呼んでいます。

共依存とは、ある特定の人との人間関係に囚(とら)われている(自ら囚われていこうとする)状態を言います。共依存に陥る人は、お金を貸してと言われ続けてもお金を貸し続けるなど他人の必要以上の要求に応えることでしか、自分の存在意義を見いだせない状態となっています。そうすると、そのダメになっていく他者と離れると自分の存在意義がなくなることを恐れて、その他者から離れられなくなってしまいます。

ちなみに、この共依存関係は男女関係だけでなく、男同士などの同性関係でも成り立ってしまう場合があります。

 

ダメ男を選ばないようにするには、勉強や仕事、料理でもよいので、まず他者の役に立つような技術や知識を身につけることです。そして、他者が適度に必要と思われる時にタイミングよく、身につけた役立つことを披露する活動を続けることで自分の存在意義を見出すようにすることです。

その活動を心の拠り所にできれば、ダメ男がそばにいなくても、自分の存在意義を見出すことがきっとできるでしょう。

 

 

 

さて、いかがでしたでしょうか。

 

それでは、ぴかれすくでお待ちしております。