『ポジティブになるには』について
皆さま、お疲れ様です。
カウンセラー鑑定士の諒です。
今年も終わりに近づき、寒さも増してきた今日このごろですが、いかがお過ごしでしょうか。
今日は『ポジティブになるには』についてご紹介していきます。
ポジティブになるには、まず言葉の使い方に気を付けてみましょう。
心理学では、簡単な「言い換え」で、人に与える印象を大きく変えられることがわかっています。これはもちろん、自分自身の意識を変えることにもつながります。ここでは、ポイントを2つご紹介します。
1つ目は「否定形」をなるべく使わないことです。
自分自身をネガティブにとらえている人ほど、「ない」という言い方をよく使うことがわかっています。
否定形は、自分の意識だけでなく、相手の意識にもネガティブな気持ちを呼び起こします。「嫌じゃない」ではなく「好き」、「少ししかない」ではなく「少しならある」などと、「肯定形」で表現してみましょう。
具体例を下記に挙げてみます。
(否定形)→(肯定形)
あと3日しかない。→まだ3日もある!
わからなくはないよ。→少しはわかるよ!
この仕事、私には向いてないかも。→私に向いている仕事はほかにある!
2つ目は、「能動形」を使って表現することです。
心理学的には、「受身形」の言葉はあまりいい印象を与えないとされています。同じ内容を「能動形」で言い換えると、イメージは随分変わってきます。
具体例を下記に挙げてみます。
(受身形)→(能動形)
私は嫌われている。→私を嫌っている人はいる。
好きな人に振られた。→好きな人の気持ちを尊重して別れた。
契約を解除された。→契約は白紙に戻った。
このような言い換えをキッカケにして、物事をポジティブにとらえるように習慣づけるといいと思います。
ちなみに、誰かを叱るときなども、できるだけ「否定形」は避けたいものです。
「なんでできないの!」ではなく、「次からは気をつけようね」と、「未来の肯定形」にしてみましょう。
さて、いかがでしたでしょうか。
今回のブログで今年最終回となります。
今年も皆様にはお世話になりました。
それでは、よいお年をお迎えください。