『決断を迷う相手に対しての有効な提案の仕方』について

みなさま、お疲れ様です。

 

カウンセラー鑑定士の諒です。

 

6月ももう終わりの時期となって、夏の兆しを感じてきた今日このごろですが、いかがお過ごしでしょうか。

     

さて、今日も日常で役立ちそうな心理効果をご紹介していきます。

 

『決断を迷う相手に対しての有効な提案の仕方』について

 

あなたは取引先に新しいプロジェクトの見積もりを提案しました。ところが、その担当者はまさに優柔不断を絵に描いたような人物。見積もりの中身を見ても首をひねるばかりで、イラつくことになかなか承諾してくれません。そんな時、次に打つ手はどちらが有効だと思いますか。

 

①じっくり考えをまとめてもらえるように日をあらためて出直す

 

②見積もりを2パターン作り、「どちらがいいですか?」と選ばせる

 

「有効な提案の仕方」から考えると②です。

 

かなり優柔不断な人は、基本的に自分で決定することに不安を感じています。

こういう人に提案をしても投げっぱなしのままでは決まりません。「こうしましょう」とか「これで大丈夫ですよ」とこちらから断言するか、もしくは「これとこれの2つがありますがどちらにしますか?」と選択肢を2つにしてあげると選んでくれやすくなります。

 

ところで、話は変わりますが人は生きていく上で不安に感じることは多々あります。

そんな時の「不安」には主に2種類あります。

1つ目は「失敗が怖くて食欲がない」「失敗を恐れて何もできない」などのマイナスの結果につながる不安と、2つ目は「間違いが怖いからもう一度チェックしよう」「受験に失敗しないためにもっと勉強しよう」などのプラスの結果につながる不安です。

不安をバネに課題の達成に役立てることが成功の秘訣(ひけつ)といえます。

     

さて、いかがでしたでしょうか。

 

それでは、ぴかれすくでお待ちしています。