一年が切り替わるとき(新しい一年に向けて)
こんにちは、泰莞(たいかん)です。
早いもので、もう12月30日です。
ぴかれすくは本日が年内最終日で、来年は1月4日からです。
さて、お正月で新しい一年が始まるわけですが、占いでは一年が切り替わるタイミングというのがいくつかあります。
一つ目は、冬至。
陰と陽の考え方では、冬至が陰の極で、冬至から夏至までが陽の期間とされます。
(ちなみに、夏至は陽の極で、夏至から冬至までは陰の期間です)
冬至は一陽来復(いちようらいふく)と言われ、新しく陽の気が復する(復活する)ときであり、これを一年の始めとする考え方があります。
二つ目は、立春。
ぴかれすくには東洋占術を扱う占い師が多いので、鑑定のときに「来年の立春からは~」なんて風に言われたこともあるかもしれません。
それは、立春で新しい一年が始まると考えるからです。
これは冬至の話に繋がる考え方なのですが、冬至から新しい一年が始まると言っても、それはまだ天の気だけの話で、地上で生きている人に影響が及ぶ(定着する)には時間がかかります。
丁度、太陽が一番空高く輝いている正午よりも、少し経った午後二時ぐらいの方が気温が高いのと同じです。
余談ですが、九星等で「引っ越してから四十五日は外泊しないように」というのは、この冬至から立春までが四十五日であることに基づいています。
気が定着するには、それだけ時間が必要なのです。
さて、三つ目は、旧暦の正月朔日(一月一日)。
東洋占術の中には、紫微斗数や宿曜、一部の風水のように旧暦を使うものもあります。
旧暦は二十四節気と月の満ち欠けから作られる暦で、一日は必ず新月の日になります。
(旧暦の一日のことを朔日と言います)
月の満ち欠けが海の満ち引きと関係することはよく知られていますから、私たち人間に影響するものと考えられるでしょう。
他にも、一年の始まりとして考えられるものはあるかもしれませんが、私が占い師として意識しているのは以上の三つです。
来年のことになりますが、一月から立春までの間に、是非一年の運勢を聞きにおいで下さい。
立春からの良いスタートの切り方をお話しさせていただきます。
また、今年もありがとうございました。
良いお年をお迎え下さい。