『ほめられると成績が伸びやすいこと』について
お疲れ様です。
カウンセラー鑑定士の諒です。
とうとう大阪府下で3度目の緊急事態宣言が発出されました。いろいろとまた厳しくなる環境となりますが、みなさまはどうお過ごしでしょうか。
さて、今日は『ほめられると成績が伸びやすいこと』についてご紹介していきます。
上司や同僚、クライアントから100%信頼されたり、小さなことでもほめられたりすると、モチベーションが大きく向上し、前向きになれるものです。
ほめることは、成績アップにもつながる大事な行動です。
人は、ほめられ、期待をかけられると、その期待どおりの結果を出すようになる場合が多いです。この現象のことを「ピグマリオン効果」と言います。
「ほめる」という行為は、相手の自己イメージの拡大につながり、長所やポテンシャルに意識を向けさせる効果があります。それは、「もっとがんばろう!」というモチベーションの高揚につながるため、よい結果に結びつきやすくなるでしょう。
ほめ方(評価)には、次のような分類があります。
①他人との比較による「相対評価」
②出ている結果に対する「結果評価」
③本人の努力を評価する「絶対評価」
④努力の過程を評価する「プロセス評価」
人は、生まれ持った才能より、努力や過程をほめられたほうが自信につながり、モチベーションを維持できることがわかっています。
ほめるときは、「絶対評価」と「プロセス評価」を中心にするといいでしょう。
「相対評価」は、環境が似たような状況や実力差が僅差だったり、状況がよくわかっている相手との比較なら有効ですが、みんななど一般的な概念や圧倒的に差がある相手との比較だと逆にやる気を失い逆効果となる場合が多いので要注意です。
「結果評価」はよくやりがちですが、それだけで終わる評価の仕方はあまり有効とはいえません。
たとえば、テストで「100点取れたのすごいね!」とだけ子どもに伝えたとしましょう。そうすると、次回のテストでまた100点とらねばならないとプレッシャーとなり、カンニングをしてでも100点を取ろうとしてしまいます。カンニングをしてたら意味ないですよね。
また、注意点としては、むやみやたらと何度も褒めるとイヤミに聞こえることもあり逆効果になる場合もあるので、タイミングを見計らって効果的にサラッと褒めることを意識したほうがいいでしょう。
さて、いかがでしたでしょうか。
それでは、ごきげんよ~!