『「生理的にイヤ」になる理由』について
みなさま、お疲れ様です。
カウンセラー鑑定士の諒です。
秋の夜長の9月も、もう終わりに近づき、コロナの感染者数が減ってきてこのまま終息してくれたらと思う今日このごろですが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、今日は『「生理的にイヤ」になる理由』についてご紹介していきます。
「生理的にイヤ」という言葉は、男性よりも女性からよく聞かれます。
男性は理性的に物事をとらえがちですが、女性は感情的になりがちです。見た目の印象で「絶対NG!」の烙印を押してしまうことも多く、そうなると、断固拒否する傾向があります。
また、どこがどう嫌なのか説明するのは難しいけれど、とにかくイヤ、という気持ちの裏には、次のような心理が隠れていることもあります。
心理学者ユングは、社会生活のなかで、人前に見せている自分を「ペルソナ」、自分の心の奥底にあるもうひとりの自分を「シャドウ」と名づけています。心理学では、相手の行動や性格に、自分の「シャドウ」を感じ取ったとき、「なんだかイヤだな…」と過剰反応してしまうという説もあります。
つまり、生理的にイヤだと思う相手は、基本的に自分と共通する部分をもっているということです。 そして、自分がふだんはおさえつけている短所部分が「シャドウ」の面に占めていることが多く、その短所部分を表に出している人を生理的にイヤだと思ってしまうことのようです。
女性がイヤがる「生理的にムリ!」な男性のよくあるタイプを挙げてみましょう。
とにかく不潔→シャツが汚い、汗臭い、髪がフケだらけなど。
酒ぐせが悪い→酔うと態度が横柄になるなど。
しまりのない顔→何事もないのにニヤニヤしている、笑顔がさわやかでないなど。
いつもオドオドしている→オドオドして視線が定まらない、自信のないオーラが出ているなど。
生理的嫌悪感を抱いているとき、もしかしたらあなたの中で、他人に見せる自分(ペルソナ)と無意識のなかにある負の自分(シャドウ)が対立しているのかもしれません。
さて、いかがでしたでしょうか。
それでは、皆様ごきげんよ~!