『苦手な相手と接していく方法』について=諒
みなさま、お疲れ様です。
カウンセラー鑑定士の諒です。
8月も早くも終わりの時期になってきた今日このごろですが、いかがおすごしでしょうか。
さて、今日も日常で役立ちそうな心理効果・行動をご紹介していきます。
『苦手な相手と接していく方法』
「なんとなくウマが合わない」というのから始まって、「生理的に合わない」「性格が正反対」など、どこの世界でも苦手意識を持ってしまう相手がいるものです。
一方が苦手意識や嫌悪感を持つと、相手も防衛本能が働いて同様の意識を持つようになり、ますます、お互いの溝は深まってしまいがちです。
苦手な相手とは、極力接する機会を減らすのがいいとは思いますが、その苦手な相手が職場の上司など、どうしても無理な状況もあることでしょう。
そんな時に少しでも役立つのが「ほめ言葉」です。
心理学的には、人は誰でも“ほめ言葉に弱い”というデータがあります。
「嫌いなヤツをほめたりできない」と思うかもしれませんが、なにもゴマをすったり、おだて上げろというわけではないのです。
ひと口に“ほめる”と言っても、そのパターンは次の4つに分けられます。
①相手の自尊心を上手にくすぐる
②相手の意見に同調する
③相手を気遣い、親切心を表す
④相手にへりくだる
例
①「すごい!」「〇〇さんだから、できるんです!」
②「そうですよね」「僕もそう思います」「なるほど!」
③「大丈夫ですか?」「手伝いましょうか?」
④「すぐに今からそちらへ伺います!(すぐに行く必要性はないのに)」「ぜひ、拝見します!(見たいとは思わないのに)」
比較的無理をせずに自然に振舞えそうなのは②と③ではないでしょうか。
相手の言うことにうなずいたり、敵対心を表に出さないようにするだけですから、プライドを傷つけることもないはずです。
さりげなく②や③を繰り返しているうちに、苦手な相手のあなたに対しての意識が「おれのことを嫌ってると思ってたら、そうでもないのか」「意外といい奴なんだ」と変化していきます。
あなたの本心は何も変わっておらず、「やっぱり苦手なタイプ」と思っていてもいいのです。ただ、接し方をちょっと変えるだけで、相手があなたから受ける印象が一変するため、勝手に仲間意識を持ってくれたりするのです。
こうした「大人の付き合い」ができるようになれば、それだけで気持ちの上でも優位に立って、何かあったときに自分の味方の1人に数えられるわけですから、試してみる価値はあるでしょう。
さて、いかがでしたでしょうか。
それでは、ぴかれすくでお待ちしております。
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