『告白は夕暮れどきのほうがいい』ということついて
みなさま、お疲れ様です。
カウンセラー鑑定士の諒です。
大阪でようやく緊急事態宣言が解除されましたが、まだまだ油断できない今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
さて、今日は『告白は夕暮れどきのほうがいい』ということについてご紹介していきます。
心理学には「黄昏(たそがれ)効果」という言葉があります。
夕暮れどきは、人の体内時計のリズムが一番不安定になるときです。思考力や判断力などをはじめ、人間の活動能力が全般的に低下すると言われています。
つまり、夕暮れどきは相手の本音を引き出したり、告白を成功させたりするには最適な時間帯だとも考えられます。また、ムードが高まる時間帯でもありますので、成功を後押ししてくれます。
もちろん、深夜帯ではなく夜もまた効果的です。暗闇効果で暗闇の中で不安感が増すため、いっしょにいる人に対して安心感を覚えます。さらに、暗闇では外見がはっきりと判別できないため、相手の外見をふだんよりも高く評価する傾向があることもわかっています。
また、告白は切り出すタイミングも重要です。
「ピーク・エンドの法則」によると、事象の流れの中でいい悪いに関わらず印象に残りやすいのはピーク(絶頂期)とエンド(最後)の記憶といわれています。なのでデートの出会い頭に告白するよりも、ふたりで楽しい時間を過ごしてから、最後にとっておき情報(告白)を伝えるほうが、相手に強く印象づけることができます。深い話は最後にしたほうが好感はもたれやすいという実験結果もあります。
告白の成功率を高めるには、第一印象なども含め、それまでにどれだけ距離を縮められたかも重要です。
また、伝え方をはじめ、告白時の状況にも気を遣いたいものです。
ポイントとしては主に3つあります。
1つ目は、直接伝えることです。
メールや電話で伝えられる情報にはやはり限りがあります。告白は、直接会うのが基本です。そのときは、なるべく普段どおりのテンションを心がけましょう。
2つ目は、「全部好き」が基本です。
「どこが好き?」などと聞かれたら、「〇〇だから好き」と条件をつけず、「全部好き」というほうが好印象です。答えるなら、内面の性格などについて答えましょう。また、「一目ぼれ」よりも、「ずっと見ているうちに惹(ひ)かれていった」など出会ったころのエピソードを踏まえて言うほうが、覚えていてくれたことを嬉しく思い、相手の心に響きます。
3つ目は、返答は焦らないことです。
迷っている相手には、もうひと押しというところですが、その時に無理に答えを引き出す必要はありません。時間とともに、じわじわと伝えられた言葉は相手の心の中に強く残っていくため、後日、相手の気持ちも動くかもしれないからです。
できれば告白は男性からのほうがいいのか、という問題もあります。
もちろん女性が告白してもいいです。ただ、男性にとってベストなのは、「自分から告白して付き合ってもらった」という状態です。「自分の力で〇〇した」というのは、大きな快感となります。男性は苦労して手に入れるほど、その女性を大切にする傾向があるともいわれています。男性から告白されるには、対象の男性を「上手くほめる」「類似性を強調する」ことで、好意をアピールするのが遠回りのようで近道です。
さて、いかがでしたでしょうか。
それでは、ぴかれすくでお会いしましょう。