『別れ話を逆転させるキッカケをつくること』について
みなさま、お疲れ様です。
カウンセラー鑑定士の諒です。
緊急事態宣言が解除されて1ヶ月ほど経過しました。しかし、まだまだコロナウィルスの対策などは必須で、油断ならない今日このごろですが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、今日は『別れ話を逆転させるキッカケをつくること』についてご紹介していきます。
今回は「別れたい」と思う場合と、「別れたくない」と思う場合のアプローチの仕方をそれぞれご紹介していきます。
まずは、相手の不満なところがどうしても解消されないし、他でその不満をカバーできないなど、必要に迫られて、どうしても「別れたい」と思った場合、極力、スマートな別れ方をするにはどうすればいいのでしょうか。
やはり相手を思うなら、直接会って、別れを告げるほうが、心理的にもいいでしょう。
恋人に振られるのは、自分の存在や価値を否定されたようで、非常にショックなことです。
その悲しみや怒りに耐えられなくなった結果、それが相手への攻撃衝動に変わってしまうことはよくあります。特に、電話やメールで別れを告げられるなど、相手が目の前にいない場合、攻撃衝動はさらに強まり、相手を強く責める気持ちにつながるのです。
また、別れのショックを最小限にとどめるには、「ありがとう」の気持ちを伝えることが大切です。それは「あなたにはお礼を言うだけの価値がある」というメッセージとなり、少しは気持ちが癒されると思います。
避けたいのは、「ほかに好きな人ができた」と告げることです。
これは相手の悲しみをさらに深くするだけの言葉です。たとえ真実でも極力伝えるべきではないでしょう。
別れが難しいのは、いざ相手を目の前にすると、情が移ってすんなり別れられないことがあるからです。相手が目の前にいるほど冷徹になれないことは、心理学者ミルグラムの実験からもわかります。どんな実験なのかは、ここでは割愛します。この事実の応用として、誘いを断るときも、「誘ってくれてありがとう」とまず、お礼を言ってから、誘いを断る言葉を告げるほうがいいとされています。
そして、今度は逆にどうしても「別れたくない」と思った場合で考えてみます。
その場合、上記にある「情が移ってすんなり別れられない」ところを利用すると、別れ話を逆転させるきっかけをつくれる可能性も出てきます。
ある日、突然、別れを切り出された場合、咄嗟に「イヤ!別れたくない」と素直に引き止めてしまうとどうなると思いますか。
その時、すっかり気持ちが冷めてしまった相手には「別れたくない」という言葉は重荷になることがあります。なので、余計に相手の別れたいという気持ちが強くなってしまいます。その状態で別れると、相手は後味が悪くなり、「相手のことがすごくイヤだったんだから、仕方ない」などと考える可能性も出てきます。
それでは、別れを切り出された場合、別れたい理由をまず聞いて、それに対して改善できることがあればそれでいいのですが、それが無理そうな場合です。
例えば、「あなたが別れたいのなら仕方ない。わかった。今までありがとう。」などと、言ってみてはいかがでしょうか。そうすると、相手は引き止められるものだと思っていますから、拍子抜けすると同時に、大抵は、多少の情も残っているため「この程度しか思われてなかったの!?」と考え、相手の気持ちがゆり戻されて、別れを切り出したことを後悔し始めることがあります。そうすると、また、ヨリを戻そうとなる可能性が出てきます。
なので、試してみる価値はあるとは思います。
さて、いかがでしたでしょうか。
現在の私は諸事情で、ぴかれすくに出勤できないでいますが、出勤できた際には、なにとぞ、ご指名などよろしくお願いいたします。