『コントラスト効果』について=諒
皆様、お疲れ様です。
カウンセラー鑑定士の諒です。
2月ももう半ばとなり昼間の気候は多少、暖かくなってきた今日このごろですが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、今日は日常場面で役立ちそうな心理効果・行動の仕方をご紹介していきます。
『コントラスト効果』について
たとえば、あなたの交際相手はそこそこ蓄えのある資産家の小金持ちだったとします。
あなたには、どうしても欲しい時計があるのですが、少々値が張るだけに手が届きません。
そこで、あなたは自分の誕生日が近くなってきたので、誕生日プレゼントでちゃっかりパートナーにその時計を買ってもらおうと考えました。
では、相手がつい許してしまうような上手なおねだりの仕方は、次のどちらでしょう。
①何度もしつこくおねだりする
②最初はより高額な時計をおねだりしてから、目当ての時計をおねだりする
『コントラスト効果』から考えると②です。
たとえば、あなたは5万円の時計が欲しかったとします。そこで、お金を出してくれそうなパートナーに対し、「欲しい時計があるけど、20万円するんだ」と最初にねだります。おそらくよほどのお金持ちでなければ「高いな」と思うでしょう。そこで、「じゃあ、この5万円の時計ならいい?」と本命の時計をおねだりすれば、決して安価でもない5万円の時計を「それなら安いな」と思い込んでくれ、あなたは買ってもらえる可能性が高くなります。
コントラスト効果とは、複数のものが対比されて提示されていると、その中で相対的に見て安価なものを「安い」と感じてしまうような心理のことです。人はつねに「あの店よりこの店のほうが安い」などさまざまな物事について相対的にとらえがちな特性があります。
さて、いかがでしたでしょうか。
それでは、ぴかれすくでお待ちしております。