『直接ホメ言葉を使わずに相手をホメ落とす方法』について=諒
みなさま、お疲れ様です。
カウンセラー鑑定士の諒です。
2月ももう半ばを過ぎて、気候に春の兆しが見え始めた今日このごろですが、いかがおすごしでしょうか。
さて、今日も日常で役立ちそうな、心理効果・行動をご紹介していきます。
『直接ホメ言葉を使わずに相手をホメ落とす方法』について
政界は、華々しそうですが、じつは、おどろおどろしい世界です。同じ党、同じ派閥であっても簡単に心を許すことはできません。党の要職や閣僚ポストをめぐって妬みにさらされることなど日常茶飯事で、時には陰湿な足の引っ張り合いをすることもあります。そんな政治の世界で生きていく政治家たちは大変ですが、彼らを陰ながら支える政治家秘書たちもまた、負けず劣らず神経をすり減らしながら日々の仕事にいそしんでいます。
N氏も、そんな政治家秘書のひとり。与党の某ベテラン代議士の秘書を長年にわたって務めています。
N氏に任されている重要な仕事のひとつは、人脈作りです。総裁選に打って出るには、そしてその戦いを勝ち抜くには、人脈をたくさん持っていることが不可欠です。
N氏はこう語ります。
「政治信条や政策が近いということも大事なことですが、それ以上に重要なのが人の心の機微ですよ。しょせんは人と人、最後は信条がものを言いますからね。では、どうやって人脈づくりをしていくのかといいますと、それはまず、ホメることでしょうね。ホメられれば、人間悪い気はしません。それは政治家とて同じこと。ホメれば、こちらにいい感情を持ってくれますよ。でも、ただホメればいいというわけではないです。政治の世界では常に駆け引きですから、面と向かってホメても額面通りに受け取られない場合があります。見え透いたお世辞ととられることもありますし、また、まわりから嫉妬を買うこともあります。だから、ちょっとしたテクニックが必要になるんですよ。
そのテクニックとは、第三者を介してホメ言葉が伝わるという方法です。
たとえば、将来有望な議員がいたとしましょう。この議員に対し、N氏は、ある秘書に、『〇〇さんは、実に優秀だね。うちの親分もホメていたよ。』と伝えるのです。ちなみに、そのある秘書というのは、その有望議員の秘書ではありません。その議員の秘書と仲の良い別の議員の秘書です。議員秘書というのはね、情報機関の役割を担っていますからね。秘書に話せば、議員に伝わるんですよ。しかも、秘書仲間の間ではウワサ話が飛び交っています。ターゲットの秘書の仲良しに話をすれば、まず間違いなくターゲットの秘書に伝わります。ターゲットの秘書に伝われば、その有望議員に話がいくことは確実です。そうやって第三者を仲介させることによって、ホメ言葉の信憑性が高まるんです。他人に向かって自分のことをホメてもらったら、それは本音だと思うでしょう。」
もちろん、このテクニックは一般社会でも応用できます。仲良くなりたい人間がいるなら、その人間と近い人物にホメ言葉をつたえればいいのです。
その人物は、「〇〇さんが、キミのことをホメていたよ」とホメ言葉を伝言します。
相手は「そうか、〇〇さんは、オレのことを高く評価してくれているのか」と好感を抱きます。その好感が、後に何かあったときに、こちらに有利な展開をもたらしてくれることもあるのです。
さて、いかがでしたでしょうか。
それでは、ぴかれすくでお待ちしております。
