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『敵になりそうな人間を味方につける心理テクニック』について=諒

みなさま、お疲れ様です。 カウンセラー鑑定士の諒です。                                                                                                     年も明けて、早くも1月下旬となってきた今日このごろですが、いかがおすごしでしょうか。   さて、今日も日常で役立ちそうな心理効果・行動をご紹介していきます。   『敵になりそうな人間を味方につける心理テクニック』について   とある中堅メーカーの販売課長・Mさんは、宴会ではいつも引っ張りだこです。 Mさんの特技は、手品。それも、うまいだけではなく、場内を沸かせるのにたけています。Mさんがステージに立つと、それまでシラケていた宴席が、急に盛り上がります。ポイントは、宮本氏が手品をするとき、かならず「観客参加型」の手品を中心にすることです。たとえば、観客の一人に前に出てもらい、助手を務めてもらいます。あるいは観客全員に紙を私、簡単な文字や数字を書かせ、それを使って手品を行うのです。 「同じ釜の飯を食った仲」という言葉がありますが、同じ体験をすると、お互い親近感が湧くようになるものです。戦争など過酷な体験を共有している者同士が、何年経っても深い絆で結ばれているのも、そんな人間心理によるところが大きいです。 Mさんが観客に参加してもらうのも、これを応用したものです。手品を手伝ってもらうことで、見る側の心理は、ただの「観客」から、ちょっとした「パートナー」に変わります。それだけ手品への感情移入も高まり、成功するかしないか、固唾を飲んで見守り、成功したら、わが事のように喜ぶようになるのです。そんな宴会芸を持つMさん、社内では「手品好きの気のいいおじさん」と見られていますが、実はなかなかの策士です。 あるとき部下のA君が「次の会議で、ぼくの出す案にYさんが反対しそうなんです」とMさんに相談してきたとき、こんな作戦をMさんはA君に授けました。 「それなら会議の前、Yくんに資料作成を手伝ってもらったほうがいい。コピーした資料をホチキスで留めてもらってもいい。資料を全員に配ってもらうだけでもいいから」 なぜ、こんな指示を出したかというと、手品で観客に手伝ってもらうのと同じ理由です。ある作業を手伝うことで、その人に対する親近感が増します。資料つくりを手伝った時点で、気持ち的にはその人の協力者になっています。その心理は会議中も続き、その人が出す案にも賛成しようという気持ちが働きやすくなるのです。 Mさんの助言を受け入れて、Yさんに手伝ってもらったA君、会議でも心配していたYさんの反対はなく、自分の案を通すことができました。以後、AくんはすっかりMさんに心酔するようになりました。 ただ、手伝ってもらった人がすべて、必ず自分の味方になってくれるわけではありません。あくまで味方になってくれる可能性が高まるということなので、ご注意ください。   さて、いかがでしたでしょうか。   今年もどうぞよろしくお願いいたします。 それでは、ぴかれすくでお待ちしております。
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