『自分のことを必要以上に語りたがること』について

お疲れ様です。

カウンセラー鑑定士の諒です。

 

皆様、現在、コロナウィルスの見えない脅威にさらされて大変な日々を送っていることだとは思います。ただ、こんな日々ではありますが、私的には、なにかと気づきの多い今日このごろとなっています。皆様は、いかがお過ごしでしょうか。

 

 

 

さて、今日は『自分のことを必要以上に語りたがること』についてご紹介していきます。

 

気になる相手が自分のことをたくさん話してくれるのはうれしいものです。

「もしかして好かれてる?」と期待したくもなるでしょう。しかし、手放しで喜べないケースもあります。

たとえば、その日の出来事や、自分の気持ちを事細かに語り続ける場合です。

これは「会話」というより、ほとんど「ひとり言」に近いものです。

本人は「相手も自分に関心をもってくれているはず」と、信じ込んでいるため、話し続けてしまうのです。裏を返せば、「自分に関心をもって当然」というメッセージを発信しているようなものです。相手を自分の都合のいいように動かしたいという支配的な気持ちが見え隠れしています。話に興味を持たれないと、「なんで話を聞いていくれないの!?」と怒りを覚えることもあります。

自分ばかり一方的に話す方は、沈黙を恐れる気持ちから、相手に質問を投げかけることを忘れている可能性もあります。

また、自分のことに限らず、全般的におしゃべりな人には、強い依存心が隠れていることもあります。

精神分析学者フロイトは、母親のおっぱいを吸って育つ乳児期を「口唇期(こうしんき)」と呼びました。いわば、感覚・思考のほとんどが「口唇」に集中している時期です。

この時期に十分に欲求が満たされないと、大人になってからも、「喋る」「食べる」といった口への刺激をよく求めやすくなるそうです。

依存的・受動的で、愛されたいと強く望む性格になります。

またSNSなどで公開するプロフィールが長い人は、うつ危険度が高いという研究結果がでているようです。「自分をわかってほしい」という欲求が強く、わかってもらえないと、ストレスを抱えやすいためです。

そして、おしゃべりな人の口数が極端に少なくなった場合、それは心が弱っている可能性が大です。そのほか、反応が遅くなる、無表情、不自然な笑顔になる、反抗的になることもあります。「おかしいな」と感じたら、声をかけ、やさしく接してあげることが大切です。

そして、自分のことを必要以上に語りたがる人に対しては、まず耳を傾けるようにして「よくわかるよ」という姿勢を示すことが大切です。また、恋人や配偶者など身近な関係の方に自分のことを語りすぎたりするような気になる人に対しての場合は、「よくわかるよ」というメッセージを言いつつハグをするなど、スキンシップを増やしてあげたりすることで、安心感を無意識にあたえることになり自分のことばかり語ることが少なくなってくるようです。

 

 

 

さて、いかがでしたでしょうか。

 

それでは、ぴかれすくでお待ちしております。