『カップルが長続きする秘訣』について

みなさま、お疲れ様です。  

カウンセラー鑑定士の諒です。     

 

11月も半ばを過ぎ、早いもので今年もあと1ヶ月強となってきた今日このごろですが、いかがお過ごしでしょうか。

 

 

さて、今日は『カップルが長続きする秘訣』をご紹介します。

 

男女の関係性において、特に女性のほうが愛されているかよく確かめたくなる生き物です。

告白してめでたく付き合い始めたふたりですが、会話の話題として特に女性のほうが改めて「私のどこが好き?」と、何かの拍子につい聞きたくなります。しかしこの言葉は、破局の可能性を高めてしまうこともあります。

「私のどこが好き?」に対するよくある答えは主に2パターンあります。

1つ目は、「やさしいところが好き」などと性格を答えてしまう場合、2つ目は、「そうだな~どこかな~」などすぐに言葉にできる要素が出てこなかった場合です。

 

人は、自分で語った言葉によって、無意識に気持ちが左右されやすいです。

では1つ目の場合、彼女の期待にこたえようと、「やさしいところが好き」などとひとつの要素を答えたとします。

すると彼は、「やさしいから彼女のことが好きなんだ」と意識するようになります。

しかし、長く付き合っていると、たまには彼に冷たくしてしまう日もあるでしょう。そんなとき、「やさしいところが好き」と意識していた彼は、「やさしいところが好きだったけど、それは誤解だったかも」と思ってしまうこともあります。すると、愛情が急に冷めてしまうことにもなりかねません。

次に2つ目の場合、彼女の期待にこたえられず、すぐに言葉にできる要素が見当たらなかった場合はどうでしょうか。

すると彼は、「好きな要素がないってことなのかな…」とつい思ってしまったりします。

実のところ本当は、どこが好きかなど、特に恋愛初期の段階では本人もよくわかっていないものです。ほんとうに好きな箇所というのは長い付き合いの中で、いろいろとわかってくるものです。

それに人の心の中には、すぐに言葉にできない思いがたくさん詰まっています。ただ「言葉にしやすかった気持ち」を口にしただけで、本当の思いを見失ってしまう可能性があるのです。

関係を長続きさせたいなら、「どこが好き」か、相手から無理に言葉を引き出そうとしないことです。それより、自分の気持ちを表現したほうがいいと思います。

ちなみに、「どこか好きか?」をもし聞かれたとき、答え方にちょっとした工夫をしてもいいのかな、と思います。

たとえば、「やさしいところ」というよくある性格の言葉だけを使うのではなく、「電車の中で高齢者に席を譲るようなやさしいところ」など具体的な行動を入れたほうがよりいいです。また、「料理が作れたり、家事もいろいろとテキパキとこなしたり、友達にも気遣いがよくできてたりするところ」など1つではなく、複数の要素を入れたほうが、よく日頃から相手のことを見て理解していることも伝わり特別感が出てきます。

 

そして、恋愛や夫婦関係が長続きしやすいのは、男女お互いが「相手の立場に立って物事を考えるチカラがある人」であることがアメリカの心理学者マリアガーが行った調査で分かりました。

以下が、カップルの比較事例です。

うまくいっているカップル

相手が素っ気ない態度のとき、「冷たくされた!」と思うのではなく、「疲れているのかな」と思いやります。何かをしてもらったら、感謝の気持ちを表現します。

うまくいっていないカップル

「私の気持ちを全然わかってくれない!」「俺がどれだけ苦労しているか、わかってるのか!」などと、「自分をわかってもらていない」ことをよく訴えがちです。

 

 

 

さて、いかがでしたでしょうか。

 

 

それでは、みなさま、ごきげんよ~!