『うわさ話を味方につけること』について

みなさま、お疲れ様です。   

カウンセラー鑑定士の諒です。

 

本日はもう早いもので、大晦日です。

今年は「令和」という新しい年号になったりと、変化に富んだ年でしたが、みなさまにとってはどんな年となりましたでしょうか。

 

 

さて、今日は『うわさ話を味方につけること』についてご紹介していきます。

 

 

皆様も好意をもっている人にもっと親しくなりたいとき、うわさ話が力を発揮することがあります。

心理学には、第三者から伝えられた情報のほうが信頼性が増し、影響力が大きくなる、「ウィンザー効果」という理論があります。

たとえば、店員さんの言葉よりも、友人やインターネットのクチコミを信じてしまうのも、この心理によるものです。

そこで、共通の友人に「後押しのひと言」をお願いすることで、あなたの印象を高めることもできます。共通の友人から、あなたのよいうわさやほめ言葉を伝えてもらうのです。

特に、付き合うまであと一歩という状態であれば、相手の決心を固めるキッカケにもなります。信頼できる友人からも好評価を得ているとなれば、「あの子は本当にいい子なんだ」と思い、「自分の考えは間違っていない」と確信するでしょう。

この確信する心理効果のことを「フィキング・ソリューション効果」と呼びます。

「フィキング・ソリューション効果」とは日本語にすると「定着液効果」です。

現像した写真を印画紙に定着させるように、まだ揺れている気持ちを、時間が経過しても消えないように定着させることです。

また、賭けに出るなら、共通の友人から「〇〇さん、あなたのことが好きみたいだよ」と、さりげなく伝えてもらうという手も。そんな話を聞くと、妙に意識してしまうもの。

好意の返報性が働き、いつのまにか両思いという可能性も出てきます。

 

それから、うわさとして伝える本音というものがあります。

「こんな話を聞いたんだけど…」と、うわさの形で話すことは、実はその人の本音という場合はよくあります。人は自分の考えと一致する情報を集中的に覚えているものなのです。

 

 

 

さて、いかがでしたでしょうか。

 

皆様、今年もお世話になりました。

来年もまた、ぴかれすくをよろしくお願いいたします。

それでは、良いお年をお迎えください。