『「やさしいのは最初だけ?」ということ』について

みなさま、お疲れ様です。   

カウンセラー鑑定士の諒です。

 

あっという間に8月も最終日となった今日このごろですが、いかがお過ごしでしょうか。

 

さて、今日は『「やさしいのは最初だけ?」ということ』についてご紹介していきます。

 

たとえば、付き合い始めはよく買い物に付き合ってくれたけど、1年たった今では、私の買い物に付き合ってくれないなどの「恋人の態度が、付き合ってから変わった」という不満の声は大なり小なり、あるのではないでしょうか。ただ、心理学的にいうと、ごく自然な流れです。

 

まず、恋愛初期での男女間のテンションには多少の差があります。

傾向的には女性より男性のほうが一目惚れも多く、初期段階では好きというテンションがかなり高いことが多いです。一方、女性は自分にとって付き合っていってもいい男性なのかどうかを見定めるという客観的な視点のほうが強く働くため、好きというテンションは低めです。そして、男女の付き合いが長くなってくるとテンションは男性がだんだん低くなり、女性がだんだん高くなるという逆転現象が発生していきます。

 

そうしてみていくと、テンションが高い恋愛の初期段階にとる男性の行動としては女性に「尽くす」という行為がよく発生します。

付き合う前や付き合い始めに「尽くす」ことには、「相手を手に入れたい」という心理が働いています。そのため、やさしさやプレゼント、デートでの気遣いなどでアピールをしますが、必要がなくなればそうしなくなるのは当然の原理です。

特に男性は、付き合っているという事実そのものを、相手への愛情表現や意思表示と捉え、その事実が達成されるとやる気を失うがごとく、次第にトーンダウンしていきやすいです。

さらに、男性は性衝動に突き動かされるところが強いため、エッチに至ったあとは相手の女性の魅力度が軽減したように感じることもあります。そして、エッチに関しては女性も男性のアプローチの仕方しだいでは、男性に対しての魅力が軽減することも、もちろんあります。なので、性格における個人差や関係性によって差はありますが、別の魅力的な異性に興奮したり、浮気心を抱いたりすることが起こりえます。

また、結婚後にさらに顕著に変わることも多いです。

その傾向は特に女性に多く、「料理が手抜きになった」「相手が太っていった」「女性らしくなくなった」などは、結婚という契約によって努力せずともお互いがパートナーでいられることへの安心感ともとれます。

しかし、付き合ってから「変わった」あとにこそ、その人の本質的な姿が見えます。

無理に相手に合わせないのは、満足し、安心している証拠でもあり、決して悪いことではありません。

ただ関係がマンネリ化していると思うなら、改めて感謝や理解を示すようにしたり、刺激を取り入れたり、共通に打ち込めることを増やしたりすることも必要です。

 

 

 

さて、いかがでしたでしょうか。

 

それでは、ぴかれすくでお待ちしております。