『心をつかむほめ方』について=諒(りょう)

みなさま、お疲れ様です。   
カウンセラー鑑定士の諒です。     

早いもので、もう10月も終わりの時期となり、朝夕もかなり冷え込んできている今日このごろですが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、今日は『心をつかむほめ方』についてご紹介していきます。

人は誰でも、自分について知りたいと思っています。しかし、どの「自分」を知るかによって、そのときの快感や満足感は異なります。

心理学には「ジョハリの窓」という概念があります。

誰でも自分について知っていることもあれば、知らないこともあるでしょう。それらを4つに分類したのが以下となります。

①開放領域→自分は知っていて他人も知っている

②隠ぺい領域→自分は知っているが他人は知らない

③盲点領域→自分は知らないが他人が知っている

④未知領域→自分は知らないし他人も知らない

 

以上4つのうち、ほめられて最もうれしく感じるのは、「自分は知らないが他人が知っている自分」である盲点領域について指摘されるときです。

たとえば、イケメンと評判で、本人にもその自覚がある場合「かっこいいですね」とほめられても、新鮮な驚きはないでしょう。
しかし、「字がうまいですね」など自覚していないことをほめられると、「自分にそんなところがあったんだ」という驚きが生まれます。

人はこのような喜びを与えてくれた人に対して、特別な感情をもつようになります。つまり、相手にとって「新しい一面」を発見していくことが、仲を深めるポイントと言えます。
そういう意味で、「ふしぎな人だね」というのもほめ言葉として使えます。

「自分にはまだ眠っている才能があるのかもしれない」と、幸せな気分になれる言葉なのです。

また、他の褒めるポイントとしてあるのが、「行動をほめる」というものです。

「やさしいね」と人格を繰り返し褒めすぎると、違和感を感じたり、重荷になったりすることもあります。なので、その都度の行動をほめると相手も素直に喜びます。

そして「男性はざっくりほめる
「女性は細かくほめる」というところもポイントです。

男女共通して細かくほめることはいいのですが、男性の場合、部分的にほめられるより「かっこいい!」など全体的にほめられることを好む傾向があります。

一方、女性は「きれいだね」とほめられるのも嬉しいのですが、全体をほめられるよりも、「そういうことをするところが素敵だね」など詳細をほめられることを好みます。
また、誰かと比べた相対評価より「僕が好きと思うのは君だけだよ」などと絶対評価のほうがいいです。

ただ、要注意なのが下手にプライドが高い男性です。

プライドが高い男性は、ほめ言葉やおだてに弱い傾向がありますが、逆に、ほめ言葉を信じて裏切られるなど、過去にプライドを傷づけられた男性は、ほめられると怒ったり、卑屈な態度をとったりすることがあります。

さて、いかがでしたでしょうか。

 

それでは、又、心斎橋占いの城ぴかれすくで
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