『依存性人格障害』について

『依存性人格障害』

 

あなたには友人がいます。事あるごとに周囲の人に頼りすぎる傾向があり、自分では結局何も決められないタイプです。

最初はそれなりに対応してあげていたのですが、毎度毎度のことなので、あなたとしてはいささか食傷気味です。

こんな友人には、どう対処したほうがいいのでしょうか。

 

①独立心を持たせるために突き放す

②我慢強くほめ続ける

 

今回の場合、『依存性人格障害』の考え方からいくと②です。

 

意見交換や相談する形として「どうしたらいいかな?」と聞くぶんにはいいのですが、最終的にいつも「(自分では)決められない」という口癖の人がいたりします。

依存性が高く、つねに「守ってやるべき存在」としての自分アピールをし、他人から愛情と保護を頻繁に得ようと試みます。

こういう人と接する際は、何かするたびに、その行動をほめてあげるほうがいいです。

人はほめられると自尊心が高まり、自分に自信が持てるようになってきます。

特に身近な友人であれば、根気強く独力で決めることへの不安を取り除いてあげ、徐々に独り立ちできるように導いてあげるのがいいと思います。

言い方の一例として、「よく考えてるね」といってほめた後、「~はどうかな?」などの提案する形で言ってあげることで、自分で決めさせるようにしていくといいでしょう。

ただ、注意点として、『依存性人格障害』傾向の人は、責任逃れをする傾向が強いので、トラブルに発展しないように警戒しておく必要はあります。

 

 

さて、いかがでしたでしょうか。

 

それでは、ぴかれすくでお待ちしております。