『ギャップにときめく理由』について

 

みなさま、大変、遅ればせながらではありますが、新年あけましておめでとうございます。

カウンセラー鑑定士の諒です。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

私も他の占い師の方々と同様、まずは住んでいる近くの氏神様のいらっしゃる神社に初詣に参りました。

ちなみにですが、初詣は基本的に1月1日から1月7日までの期間のお参りのことを言います。そして、無理をして遠くの有名な神社に行く必要はなく、まずは自分が住んでいる土地の氏神様がいらっしゃる近くの神社へ「今年もよろしくお願いします」というお参りに行く方がいいようです。やはり氏神様とは自分が住んでいる土地を守っている身近な神様であられるためです。

 

さて、今日は『ギャップにときめく理由』について考えてみましょう。

 

世の中にはギャップに弱い人は多くいます。

いつも素っ気ない人に優しくされたり、いつも強気な人に弱音を吐かれたりすると、とたんに相手に好意をもってしまうのはよくあることです。

ギャップは人をひきつけます。なぜなら、私たちの心は「総量」よりも「変化の度合い」に強く反応するようにできているためです。お金にたとえるなら、いつも月給を50万円の人よりも、20万から30万にいきなり上がった人のほうが、本人のその瞬間の喜びは大きいはずですし、周囲からの評価のされ方も違ってきます。

これを心理学では「ゲイン・ロス効果」と言います。

ただし、この効果を狙って最初にわざわざ印象を悪くしておくのは得策ではありません。第一印象は思っているより非常に重要であり、第一印象でNG判定をされると、後々挽回できないことも多くあります。要は人は記憶しておくための「レッテル貼り」を初対面で行っています。家で例えれば基礎・土台となる大事な部分になります。そして、そのレッテルをベースに上書きしていく形になってしまうので、後から印象をよくしようとしても土台がしっかりしていないということなので、第一印象からの評価が修正されにくいということです。

 

なので効果的なギャップとは、気になる相手だけにいつもと違う一面を見せることです。

これは、もちろん職場で評価をあげるための自分をアピールする時にも使えます。

たとえば、いつも落ち着いている女性が無邪気な一面を見せると、かわいらしくうつるものです。優等生タイプなら、おっちょこちょいな部分をのぞかせてみるのもよいでしょう。また、日頃ボーイッシュな服装の女性がパーティなどで女性らしいドレスアップしたおしゃれな服装をしてくるとすごく可愛くみえたりします。

そして「自分にだけこんな一面を見せてくれている」と相手に思わせられたら、距離がぐっと縮まります。

ちなみに職場では、直属の上司に対して予想していなかった「気がきくな、助かるな」と思われる行為や仕事を先に行っておくなどがあります。

 

ただ、ギャップはプラスに働くばかりではもちろんありません。

ギャップとなる「見せる内容」がやはり重要です。

特に人間性が問われる内容は要注意です。

例えば、いい人だと思っていた人が嫌な一面をのぞかせたり、女らしく見えて実はガサツだったりすると、必要以上にマイナス評価されることもあります。

なので、特に高学歴の方や美男美女の場合、見た目から「仕事や家事、料理など、なんでもしっかりできそう」とどうしてもイメージよく見られてしまうので、高学歴の方が卒業後フリーターになってしまったり、仕事でできないことが多かったり、料理や家事ができなかったりすると意外に損することが多かったりします。

要は評価のされ方がスタートが50点などからではなく100点満点から始まることになるので、加点ではなく満点からの減点方式が多くなってしまうということです。

 

 

 

さて、いかがでしたでしょうか。

 

それでは、ぴかれすくでお待ちしております。